為替相場は自分の予想以上に上がるし、予想以上に下がる

「相場というのは私が思っているより上がるし、私が思っているより下がるものだ」とは、かの有名な投資家ジム・ロジャーズの名言だ。この名言超分かる~

為替相場でいうと、USD/JPYはここ30年、40年?変動相場制へ移行してから下落傾向にあった。1995年には79円75銭という安値を付けたこともあった。

8年くらい前の話。当時USD/JPYが104円位で、日銀が執拗に円売り介入をしていた。自国の為替介入には、海外からの批判がつきものだが、この時はそれほど強い批判はなく、どちらかというと中国人民元の固定的な為替相場の方が叩かれていた。

ので、私は1ドルが100円を割れることは(1995年には79円75銭を付けているが)、未来永劫ないだろうと思っていた。日本もこれ以上の円高を嫌がっているし、海外も1ドル=100円は円高と見ているように思えたから。
実際にその後、1ドル=120円にまで円安が進み、1年以上1ドルが100円を割れることはなかったが…

2007年夏、アメリカのサブプライムローン問題が明るみに出ると一気にドル売りが進行。2008年3月には、あっさりと1ドル100円を割ってしまったのであった。
更に2009年のリーマンショック、ドバイ・ショック。2010年のギリシャ金融危機の影響もあって、円は戦後最安値75円32銭を記録した。
1ドル104円での執拗な円売り介入は、今思えば何だったのか?

私の予想は、1ドル100円を割れた時点ではずれ。さらにその後の下落と、1ドル=75円32銭は、もはや思考停止状態だった。
思考停止状態が幸いして何のポジションも取らなかったため、利益も損失もなかった。相場が予想を外れて大きく動いたときは、「何もトレードしない」に限る。
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