山水電気上場廃止で思い出した!山水電気株でのバカげた投資実験

久しぶりに「会社四季報」を買ってみたら、「山水電気」の銘柄が無くなっていた。どうやら1年以上前に上場廃止になっていたようだ。私が株を始めた10年以上前から経営状況は悪かったので、「よくここまで持ち堪えたなぁ」という感じだ。昔は、名門オーディオメーカーと呼ばれ、アンプを作っていたそうだが、ここ10年は何をやっているのか全く分からない謎の会社だった。「山水電気の前代未聞のIR-お金が無くて株主総会ができない 」こんなこともあったのね。


10年位前、山水電気の株が10円と11円を行ったり来たりしているのを見てひらめいたことがある。10円で1万株買って、11円で売れば1万円の利益が出る。それを1日に何度も繰り返し、しかも毎日繰り返すのである。これで俺は億万長者だ!と思った。そして実行した。

しかし、実際は10円で指値注文をしても全く約定しなかった。2日に渡って指値注文を続けたが、全く約定しなかった。原因が分かった。10円での買い気配が1日の出来高の5倍位ある。11円での売り気配も、同じような感じだった。10円と11円で同じくらいの約定があると仮定すれば、約定は10日後だ。指値注文は、早い者勝ちなのだ。空売りと、現物買いを組み合わせたとしても約定するまで5日待ちだ。
私と同じことをやろうとしているバカが大勢いるということか?
これでは、約定待ちの間に大きな値動きがあった場合、大変な損失を食らう事になる。と思ってすべての注文を取り消した。その直後、「山水電気」の株価は9円と10円の間で推移するようになった。

今思えばバカげた投資実験でしかないが、当時は知識も浅かったため、本気だった。この実験では、何の利益も、損失もなかったが、この実験以来、買い気配と売り気配をよく見るようになった。

売り気配買い気配は、取引時間中に指値注文で1円でも安く買いたいとき役に立つだろう。
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